プロフィール

大西章子(しょうこ)

和のマインドフルネス 主宰

転職10回、長い自分探しの漂流期を経て、こころの内と外をひとつひとつ整理整頓していくことの大切さを実感する。悩める日本人のための、こころの整理整頓プログラム「和のマインドフルネス」を提唱。

日本文化のエッセンスを取り入れ【思考】【感情】【身体】を整えることで、悩みがゼロになる和の習慣を伝えている。

瞑想については、15年近くに渡り仏教の師に師事し、チベット仏教ニンマ派のゾクチェンにつながる学びを深めている。

 

こんにちは。
和のマインドフルネス 主宰の大西章子です。

「和のマインドフルネス」は日本文化のエッセンスを取り入れた、こころとお部屋のお片づけプログラムです。瞑想・内省を習慣化し【思考】【感情】【身体】を整えこころの整理整頓をしていくことと、ご自身の部屋を片づけきることを同時に行っていきます。「瞑想」と「部屋の片づけ」の両輪で進んでいくことによって相乗効果が生じ、瞑想効果も出やすく、部屋の整理整頓もリバウンドしにくくなります。そして、こころとお部屋を片づけきることは悩みゼロにつながっていきます。「和のマインドフルネス」では、”今、ここ”を心穏やかに受け止めながら、自分とは何なのか、何をしたいのか、どのように暮らしていけば幸せを感じられるのか、を追求する実践プログラム&実践コミュニティーを提供しています。

 

「ヒントは“和の文化”の中に」

 

今でこそ、独自のプログラムとコミュニティを運営している私ですが、以前は、自分の本当にやりたいことが分からず、家族や周囲の価値観に合わせて、大学に入り、企業に就職し、働き、残業をし、会社と家との往復を繰り返すうちに、気がつくと何のかもが面白くなくなり、八方塞がりで、目の前が真っ暗に感じるような状態でした。

外見は普通に笑って過ごしていましたが、何を食べても美味しいとも感じることができなくなり、もし当時問診してもらっていたら、うつと診断されていたと思います。

そんな私が変わるきっかけとなったのが、当時、地元のカルチャーセンターで開講していた上方舞のお稽古でした。上方舞は地唄舞とも呼ばれ、京都の舞妓さんの舞に代表されるような座敷舞です。休日出勤でお稽古に行けない日も多かったのですが、浴衣を着て帯をしめ舞を舞うのは、私にとって気持ちがすっきりする大切な時間でした。それが、日本の文化と正面から向き合うスタートでした。

その後、新卒で入社した会社を辞めて、長い自分探しの期間を過ごすことになるのですが、、その過程で、上方舞やお茶、きもの着付など、日本の文化と関わり、数々の師匠やメンターと出会い、貴重な体験を積むことができました。仏教の師(ラマ)との出会いもあり、今日にいたるまで15年近く瞑想の学びを深めています。

 

「部屋を整えることは自分を整えること」

 

自分探しの時期に取り組んでいたもうひとつのことは「整理収納」です。大学生時代から整理収納に興味があり試行錯誤を繰り返していたのですが、本格的に整理収納アドバイザーの資格を取り、専門家のかたのもとに弟子入りして現場に同行したり、引越しのアルバイトを体験したりして、さまざまな人たちのお部屋とモノを見てきました。

引越しのアルバイトは体力的には大変でしたが貴重な体験でした。最も印象に残っているお客様の一人は、年季の入ったタワーマンションに一人で暮らす初老の女性のお客様です。窓から見える隣のタワーに息子夫婦が住んでいるので、そちらのタワーに引っ越すことになったとのこと。すぐ近くに移動するだけなのに、モノが多すぎて多すぎて手につかず、、梱包サービスをお願いしたと疲れた表情でおっしゃっていました。

リビングの大きな棚にはカップとソーサーが所狭しと並んでいましたが、全てに厚くほこりがかかり、その棚の上にはアートフラワーの作品がずらり。それらも全てほこりまみれでした。台所の収納もモノでびっしり埋まり、色々な隙間からサランラップとゴミ袋のスットクが出てくる出てくる。夫人は梱包作業している私たちの周りを所在なげにうろうろしながら「ごめんなさいね・・あらやだ、こんなものが出てきた」「これは要らないから捨てます」などと言っていましたが、その内疲れ果てて座り込んでいました。

 

梱包スタッフはモノを処分することは絶対に出来ません。カビだらけの箱も、冷凍庫から出てくる大量の保冷剤も手際よく全て丁寧に梱包していきます。大抵のお客様は最初の内は、要らないものが出てきたら選別しようと私たちの周りをうろうろとしているのですが、その内すぐに精魂尽きてしまいます。「選択」というのはそれだけエネルギーが必要なんですね。

引越しに限らず、モノが多いということは、それだけ日々の生活の中で「選択」することが増えている、ということです。適度な選択肢は自由さを感じさせてくれますが、過度な選択肢はストレスになります。医師によると、それは自律神経を乱す結果につながるそうです。

 

以前はアートフラワーを教えていたというそのお客様。棚の中のカップの数からしても、生徒さんやお客さんをもてなすことが大好きだったのかもしれません。今の私だったら、もっと時間をかけて彼女の「お片づけ」と”今、ここ”で必要なコージ―コーナー(居心地の良いいっかく)作りのサポートが出来たのに・・と思い出すたびに感じます。

最近は「終活」という言葉を耳にするようになりました。年取ってからの整理整頓はかなりエネルギーを使います。それにモノは少ない方が生活はシンプルにラクになるのは本当ですが、ただ減らせばいいということではありません。無理する必要はまったく無いのです。なぜなら、モノを減らすことがゴールではないから。そして「終活」と言えば、私たちは生まれたときから死ぬことは決まっているので(致死率100%!)誰しも「終活」している、とも言えます。「終活」は、いつか終わりを迎えるこの人生を思い、一瞬一瞬を大切に生きていくことだと思います。年代に関係なく必要な概念ですね。

 

「一人一人に最適な効果」

 

友人や家族など、周囲の人の相談に乗ったり、気付いたことをシェアすると、思いがけず評判が良く、

「自分を受け入れることができるようになってラクになった」とか、
「やりたいことが明確になった」
「今までやってきたことが、ひとつに繋がった」
「自分の軸で生きるというのはこういうことかと腑に落ちた」
「日本文化の捉え方が変わった。日本人でよかった!」

などと言ってもらえることが多くなりました。

また、「一歩踏み出す」ことを自然と出来るようになる、というのも特徴のひとつで、仕事を変えたり、仕事を辞めたりと、次に会った時に、環境がガラリと変わっている人もいます。(*決して、仕事をすぐに辞めることを推奨している訳ではありません)

そして、今までの経験をもとに、メンターや師匠の助言も受けながら「和のマインドフルネス」は誕生しました。
このプログラムは私が長年学んできたことや実際に実践してうまくいったことを体系化したものですが、今のあなたの状態に合わせて取り入れていくことが可能です。

 

このプログラムは、自分を見つめ直したい全ての人に有効です

 

今、あなたが問題だと感じていることがあったとしても、心のもやもややイライラ、底なしの不安があったとしても、”今、ここ”で、穏やかで幸せになる状態を選ぶことができます。

「自分の本当にやりたいことを知りたい」「自分の天職は何だろう」
という問いに取り組んでいる人にも試してもらいたいです。無理なく最初の一歩を踏み出すことが出来て、気持ちが晴れ、思いもよらなかった扉が開かれていきます。望んだ以上の未来というのは、こういうものを言うのだなと、腑に落ちて体感できると思います。

学歴、会社名、収入、属性、など、他人がつくった価値観に沿って、頑張って何者かになろうとしていたことに自ら気づき、自分自身へと戻っていく・・
本質に沿って、自分の軸で生きることを選択すること。その先に、あなたが望んでいる以上の未来があります。

 

頂いた受講生さんの声の一部をご紹介します:

「安心感があります。”今、ここ”の捉え方が心地よく、過去の出来事や思考にこだわりがありましたが、とても楽に生きられるようになりました」(50代・女性)

「なるほど!こういう風に考えれば良いのか!と目から鱗でした」(30代・男性)

「呼吸を整えることの大切さを改めて感じた。一人でないからやれる。続けられるつながりがあることが本当に有り難いです」(40代・女性)

 

「”瞑想”と”部屋の片づけ”は同時にするのが効果的」

 

「和のマインドフルネス」の特徴のひとつは、瞑想と部屋の片づけを同時並行で行っていくことです。そのことにより相乗効果が生じ、瞑想の効果も出やすく、部屋の整理整頓もリバウンドしにくくなります。

私たちの考え方・感じ方・行動にはクセがあります。内面をみつめることが好きは人は行動力が伴わず、行動的な人は内面の充実が欠ける傾向があり、そしてどちらの場合も悪循環に陥りがちです。【思考】【感情】【身体】を整えるには、内側からのアプローチと外側からのアプローチのバランスが大切。瞑想と部屋の片づけはの同時並行は、そのバランスを取ってくれるのです。

 

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、家で過ごす時間が多くなったというかたも多いと思います。それは必ずしも悪いことばかりではなく、内に目を向ける良い機会になったと捉えることもできます。私たちの甘受している物質的な豊かさは、私たちに幸せを運んできてくれているように思えますが、実はそれは真のよろこびとは直接はつながっておらず、よろこびというよりも「快適さ」であったりします。快適であるのはとても重要ですし貧困は無くすべき問題ですが、快適であるだけでは私たちは真に満足はできないのです。

では、どうしたらいいのか?
現代人も精神的な充実が大切なことには気づいています。
人とのつながりや家族との絆の重要性も身をもって感じていたりします。
でもやり方がわからない。

仏教では「家族と敵と師匠には気を付けろ」と言います。私たちに多くを与えてくれる存在ですが、受けるかもしれないダメージもその分大きいからです。そして、私たちはそれらの人達と対面している自分自身をも持て余してしまっています。こころ自体をみつめる、もしくは訓練する時間をとる習慣がないからです。瞑想はそんなこころの訓練になり得ます。

 

「日本人は陽気だった!?」

 

現代の日本人比べて、江戸末期から明治の初めにかけての日本人は現代の今からは想像がつかないほど幸せそうで陽気だったそうです。昨今、ブータンが世界一幸せな国と言われていますが、当時の日本を訪れた西洋人は、日本人があまりにも幸福そうで気かさくな不満のない国民にみえたので驚いたそうです。日本近代史家・渡辺京二氏の『逝きし世の面影』には、そんな外国人の記録からの抜粋が多く紹介されています。

「個人が共同体のために犠牲になる日本で、各人がまったく幸福で満足しているようにみえることは驚くべき事実である」
「日本人は身分の高い人物の前に出た時でさえめったに物怖じすることのない国民」
「青少年に地位と年齢を尊ぶことが教えられる一方、自己の尊厳を主張することも教えられていたのである」
「日本人は至って快活な気風を持っている。私は親しい日本人たちが暗い顏をしているのを見たことは一度もない。彼らは面白い話がすきで、よく冗談をいう。労働者は何かする時には必ず歌を歌う。またたとえば艪(ろ)をこぐとか、重いものをあげるとか云ったような歌の調子に乗る仕事なら、皆が歌うのである」

 

何だか明治の近代化以降今日にいたるまで、私たちが抱えている日本人像とはえらく違いますね。

清潔、誠実、正直、勤勉など、現代の日本人にも通じることはありますが、江戸末期の日本人はまったく別のルール・概念で生きていたことが印象的です。感情豊かでこころの垣根が低く周囲に開かれている状態は、まさにマインドフルと言えると思います。

近代化してしまった私たちはもはや昔には戻れませんし、江戸時代がすべて理想的!と言いたいわけではありません。ただ、その智慧に学ぶことは出来ます。物質的に豊かな階級でも部屋にモノを置かないシンプルな暮らし。自然をたのしみ生き物を大切にする態度。私たちが何気なく使っている言葉にも、彼らの豊かな感性が詰まっています。

 

マインドフルネスとは特別なものではありません。古来日本人が持っていたものです。そんな日本人のマインドフルネスを呼びおこす「和のマインドフルネス」を、今後も伝えていきたいと思っています。